初めての方へ

ゼロからのサーフィン

どんなに上手いサーファーでも最初は初心者だった。

“初心者”時代はみんな周りの状況を見る余裕もなく、ルールやマナーに戸惑うこともあったはず。そんなサーフィンのルールやマナーもサーフィンスクールや サーフィンの先輩方に教えられ、周りのサーファーにたくさん迷惑をかけながら、時には怒鳴られ、その理不尽さに驚きながらも上手くなってきました。ですが、必要以上に萎縮する必要はありません。少しづつサーフィンのルールとマナーを理解していきましょう。最初は理不尽に感じることもあるかもしれません。しかしそれは、長い年月をかけてサーファー達が作り上げたものなのです。常に謙虚な気持ちを持っていれば、サーフィンコミュニティーは意外と簡単に打ち解けられるものなんです。

知らないと怖いルールとマナー

何も知らずに海に飛び込む事はとっても恐ろしいことなんです。ローカルへのリスペクト、海では騒がない、優先権、邪魔をしない、ごみを捨てない・・・などなど細かい事が多々ありますが、しっかりルールとマナーを守れば、楽しいサーフィンライフを送ることが出来ますよ。周りにサーフィンを教えてくれる人がいなければ、サーフィンスクールから始めるのが一番安全かもしれませんね。

サーフィンが上手くなるには?

「出来るだけ多く海に入ってたくさん波に乗る」

これが一番の上達方法!ですが初心者のうちは分からない事だらけ。サーフボードは何がいいの?どこの海が初心者向け?この波どうやって乗るの?

まずは道具。サーフィンを始めるには自分のサーフボードとウエットスーツがなくては始まりません。どのボードが自分に合ってるの?どのウエットスーツを着たらいいの?いきなり高価な道具を買うのは不安なもの。一度サーフィンスクールなどに参加して体験してからでも遅くはありません。しっかり知識のある方にアドバイスして貰い、自分に合ったものを手に入れなくてはいけません。ここでミスしてしまうと上達の妨げになり、わざわざ回り道をしなくちゃいけなくなります。

どんな場所でサーフィンすればいいの?

初心者のうちは周りを見る余裕などなくその結果、中・上級者にとってプカプカと浮いてる見知らぬ初心者は障害物でしかありません。波が良いからといって混雑しているポイントでサーフィンしても、波に乗るどころか周りのサーファーにたくさん迷惑をかけ、時には怒鳴られ、ボードを壊したりと踏んだり蹴ったり・・・夏のような何処に行っても大混雑の時以外はまず、出来るだけ混雑から離れてサーファーとの接触を避けるようにしましょう。誰もいない海でサーフィン・・・憧れますけどそんな日は1年に数回程度。初心者向けのポイント選びは経験豊富な方にチョイスしてもらう事をおススメします。

どうやって波に乗れるの?

サーフィンは自然相手のスポーツ。波はその日、その場所によって全然違うサイズ、パワー、形をしています。サーフィンは1つ1つ形が違う波にタイミングを合わせて、波に押してもらいサーフボードの上に立つ。聞けば簡単に出来そうですがこれが難題なんです。波やサーフィンに関する知識を得る事はサーフィン関連の雑誌やDVD等で数多くあり、今の時代簡単に知識を得ることが出来ますが、それだけではサーフィンは上達しません。よくサーフィンの知識はすごいけど、実際に海でサーフィンを見ているとあれ!?っていう人がいますよね。知識ばかりを詰め込んで頭でっかちになってしまうと、海での適応力が欠けてしまう事が多いので気をつけましょう。

では何が一番いいの?

それは実際にサーフィンして失敗や成功の繰り返しが必要になります。これがサーフィン上達の一番重要な事です。今のはなぜ失敗したのか?なんでさっきのは上手く乗れたの?毎回毎回、原因を考えて修正する。これの繰り返しが大事なのです。実際に海に入っている時は波や上手いサーファーを観察すること。そして的確なアドバイスをくれるサーフィンの先生がいてくれると上達は早くなります。

初めての道具選び

サーフィンはサーフボードとウエットスーツががないと始まらないと先程お話しましたが、知識も経験もないうちにマイボード&ウエットを買うのは危 険!サーフショップに通いスクールに参加したりレンタルしたり、色々なボードに乗ってみて自分で納得したサイズのボードを買うのが一番です。

サーフボードには大きく分けるとショートボード(180~190cm前後)、ファンボード(200~240cm前後)、ロングボード(9Feet、274cm 以上)があります。いきなりショートボードから始めて乗れるようになる方もいますが、100人に1人いるかいないかです。。それ以外の人は大抵挫折します。いつかはショートボードに乗りたい!という方にはファンボードから始めた方が良いとか体重、身長、年齢、よく行くポイントの波を考えて、長さ・幅・厚み・素材などを考えていきます。サーフィン中は1本のサーフボードですべてが決まりますので、自分が信頼出来る事が出来なければいい波に乗ることなんて出来ませんよね。サーフボードは戦闘機のような物、自分意思がしっかりと伝わらないと(コントロール出来る)思い描くライディングをすることなんていつまで 経っても不可能なのです。

ウエットスーツも同じ。体全身を覆うウエットスーツはいわば戦闘服!自分の体に合わない、動きづらい、破けている・・・では壮大な海に立ち向かうことは不可能。春夏秋冬、季節によってウエットスーツも変えなくてはなりません。ウエットはただ体を冷やさない事や日焼けを防止する為だけではなく、自分や見知らぬ人のサーフボードやフィンなどから守ってくれる重要な道具です。ウエットスーツはサーフボードと同様、人それぞれ身長・体重が違うように使う季節によって素材やタイプを選びサーフショップなど経験豊富なスタッフにアドバイスをもらう事が一番です。自分に合ったサーフボード・ウエットスーツは早く、そして楽しく上達する重要な鍵となります。

まとめ

サーフィンが上達する為には・・・

  1. 自分(のレベル)に適した道具 (ボードやウエットスーツ等)
  2. サーフィンの基本をしっかりと教えてもらえる環境
  3. モチベーションを上げてくれる仲間が必要 (一人で黙々とやるよりみんなで楽しみを分かち合う)。

この一つの要素が欠けてしまうと上達に支障がでてきます。

初心者用サーフボード

これからサーフィンを始めたい!という方やサーフィンをやってはいるが全く上手くならない方、必見です!

これから本格的にサーフィンを始めるという方

最初の1本目のサーフボードであなたのサーフィンライフが決まります!サーフィンを始めるという事は自分のサーフボードやウエットスーツを手にするという事。最初は誰しもあまり予算をかけずに気楽な気持ちで適当にネットで調べて購入したり、量販店さんのスタッフに言われるがままにサーフボードをチョイスする方が非常に多いのが事実。

今から10年以上も前であればサーフショップの店員に『君はこれでサーフィンしろ!』なんて体育会系のノリの時代があったのも事実。ですが今の時代インターネットの普及で誰もが簡単にサーフボードを手に取ることが出来るようになりました。そしてサーフボードのブランドやタイプも多種多様になりました。サーフボードを選ぶという事は自分の身長・体重の他にもサーフィンする頻度やモチベーション、環境やビジョンによって変わります。ですので同じ体格・性別でも全く同じサーフボードになる事は決してありません。サーフィンは毎回違う形・パワー・大きさの波に1本のサーフボードで立ち向かうスポーツ。サーフィンは思っている以上にとても難しいのです。サーフボードの選択ミスでサーフィンの上達の妨げになる可能性だってある事を知って欲しいです。上級者であればどんなサーフボードでも乗りこなす適応力がありますが、サーフィン初心者の時はサーフボードに自分の足りない要素を補ってもらう必要性があります。過去何人もボードチョイスで失敗してサーフィンをリタイヤしたサーファーをたくさん見てきました。近年はサーフィンスクールというサーフィンの上達にとって素晴らしい環境が全国的に浸透して来ました。そしていくら自分に合ったサーフボードを手にしたからと言って上手くなる訳でもなく、手にしてからの環境も非常に大事になります。サーフボードを買いました、はいじゃぁ頑張って下さいね!とか1回サーフィンスクール無料ですでは絶対にサーフィンは上達する事なんて出来やしません。当店でサーフボードもしくはウエットスーツをご購入頂いた方(クラブ員)はショップスタッフによりサーフィンスクールがいつでも無料で受講できるシステムを行っています。自分に合ったサーフボード&ウエットスーツ、サーフィンを常に教えてくれる環境、自分と同じようなレベルの仲間がたくさんいる事がサーフィン上達をさせる必要な要素となります。1つでも欠けてはダメなんです!

サーフィンをすでに始めてはいるが、一向に上手くなる気配がない方

なぜサーフィンが上手くならないのか。自分にはサーフィンは向いていないんではないだろうか。サーフィンしててそう思う時があると思います。特に誰からもサーフィンを教わらずに我流でやっている方にとても多くみられる傾向です。まず1番に考えられる事は自分に合ったサーフボードでサーフィンしているか?です。月に1~2回程度でサーフィンして期間限定(暖かい夏前後だけ)の方が果たして一番難しいショートボードでサーフィンが上手くなるでしょうか?週に1回のサーフィンペースで1年中サーフィンする方でもショートボードから始めても上達はかなり遅いと思います。もちろん全く上手くならないと言っているわけではありません。ただ上達が極端に遅いという事。初心者の間はパドリングに必要な筋力、波を見極める状況判断、大きな波の時もくじけない忍耐力がありませんので常にサーフボードやウエットスーツのアイテムに助けてもらうことが重要になります。サーフボードで言えば浮力といってボードの長さや幅、厚みを十二分に持たせる事によって自分に足りない要素を補う必要があります。一度サーフィンスクールを受講し自分に合ったサーフボードでサーフィンしているのかをチェックしてもらう事が改善のきっかけになるかもしれませんね。

大きく分けてサーフボードには3タイプあります!ロングボード・ファンボード・ショートボード
これから詳しく説明していきます。

サーフボードの種類

ショートボード

サーフボードの種類-ショートボード

ショートボードはだいたい170~190cm台の長さでノーズの部分(上の尖がった部分)が細く中級者~上級者向けのボー ドです。

これからサーフィンを始めたい方や初心者の方にはあまりオススメできないサーフボードです。ノーズの部分が細い 為、テイクオフ時(ボードに乗る瞬間)にふらついたりしますので安定感に欠けます。

しかし、中級者~上級者のようなボードコントロールがしっかりと出来るサーファーには切り返しが早く技につなげ易いボードになります。

メリット・・・基本がしっかりと出来ている中級者~上級者にとってはとてもコントロールし易いボードで、切れのあるターンや技が可能。


デメリット・・・これから始めたい方や初 心者(テイクオフが安定していない方)にはこれほど乗りづらいボードはないと思います。船で例えますと、一人乗りのボートと何百人と乗れる旅客船どちらが 安定感があると思いますか?一人乗りのボートがショートボードで旅客船がファン・ロングボードに例えられます。ですのでこれからサーフィンを始めたい方に はオススメできません。初心者の方には一番必要なものは『安定感』です。ショートボードにはこの『安定感』はほとんどありません。

ファンボード

サーフボードの種類-ファンボード

長さ200~260cmくらいのボードを指します。

先ほどショートボードとロングボードを説明しましたが、このショートとロングの中間の長さのボードと考えて下さい。

ファンボードは範囲が広く、写真右側は206cmでファンボードの中でもショートに近い長さ、写真左側は230c mでファンボードの中でもロングに近い長さになります。

長さは将来のビジョン(後々はショートボードに乗りたい。。。など)を考え自分に合ったボードをチョイスすると良いでしょう。

メリット・・・ショートボードのメリット、ロングボードのメリットの両方が取り入れられ一番美味しいとこどりなボードです。当店で一番このファンボードが 売れています。ショートボードほど乗りづらくなく、ロングボードほど持ち運びづらくありません。乗りやすさはボードにサイズにもよりますが、ロングボード に引けをとらないくらい乗りやすいボードにもなります。


デメリット・・・これといったデメリットは無いような気がします。ファンボードは長さの範囲が広いのでボードのサイズをチョイスが難しいということくらいですかね・・・。

ロングボード

サーフボードの種類-ロングボード

ロングボードとは9feet(274cm)以上のボードを指します。初心者~上級者まで幅広いレベルの方々に使用できます。

まずロングボードはすぐにボードに乗ることが可能です。3つのボードの種類の中で一番『安定感』があるのはこのロングボードです。

ボードの長さ・幅・厚みどれをとっても一番大きいことにより乗りやすさはずば抜けています。

メリット・・・早くサーフィンを上手くなりたいという方にはロングボードがオススメです。乗りやすく波のコンディションにあまり左右されず、長い距離・時 間ボードに乗ることが可能。腕力のない女性でも楽々波に乗れちゃいます。中々サーフィンに行けない方でもすぐに上達できる優れものです。時間があまりない 方や仕事の休みが中々取れないという方にはオススメです。


デメリット・・・サーフィンでのデメリットは少ないのですが、やはりボードが大きい為、持ち運び という点でデメリットが発生してしまいます。慣れてくれば大きなボードも扱い易くなりますが、初めは少し大変かもしれません・・・。

ADDICT的理想のボードチョイス

後々はショートへ!ストイック派の方

ボードチョイス

①まずは自分のパドリングでしっかり波をキャッチできるようになって下さい。乗れる!と思ったら70~80%の確率でテイクオフ出来るようになるまではこのサーフボードタイプでしっかり基本をマスターしましょう!サーフィンは波に乗ってこそ上達します。たくさん海に行っても波にほとんど乗れなければ上達は出来ません。
長さ220cm~240cmくらいのファンボードがおススメ!

②70~80%の確率でテイクオフが成功(自分のパドル力でボードの上に立つ)出来るようになったら今度は波によって右や左に波に並行するように滑るようになりますので、少しサーフボードを短くしたり全体的にボードのボリューム(浮力)を落としてコントロールしやすくします。ただここで急激にショートボードのように一気に浮力を落として波に乗れなくなってしまうような今まで頑張ってきた努力を無駄にしなようここではまだ無理をしないようにしましょう。
またショートボードからサーフィンを始めてしまい中々上達しないと悩んでいる方にもこのサーフボードはおススメできます!ここからもう一度基本をしっかりと身につけ確実に波をキャッチ出来るようになるまで練習しましょう。
長さ200cm~220cmくらいのファンボードがおススメ!

③ここでいよいよショートボードの入門ボード、ショートファン(ショートボードとファンボードの中間サイズ)に挑戦です!これまでしっかりと基本をマスターし、波の見分け・テイクオフの安定性・体重移動が出来るようになると今度はさらにボードをコントロールしてボトムとトップを使い自分の意思でボードを加速できるようにします。ここのサイズのサーフボードに来ると乗り味はほとんどショートボードになりますので難易度は上がってきます。波のパワーゾーンを使ってしっかりとインサイドまで波に乗り継げるようになるまでしっかりとこのボードで基本をマスターしましょう!
長さ190cm前後のショートファンボードがおススメ!

④いよいよここが最終目標のショートボードになります!ここまで来ればかなりの腕前、今度は派手なアクションを決めれるように必要な浮力以外はさらに落とし、ちょっとした体重移動でサーフボードをコントロール出来るようになります。ショートボードはサーフボードの種類の中で最も難しいボードタイプなので、ファンボードやロングボードと違って波によってサーフボードを変える事が必要となります。ロングボードやファンボードはある程度どんな波のサイズやタイプでも1本で賄えるようになりますが、ショートボードの場合にはオールラウンド用・ハイパフォーマンス用・小波用などといった波の性質によってその日のコンディションによってボードチョイスするのが基本。ですので最低でも3タイプのサーフボードを持っている事をおススメします。
プロサーファーでも何十本ものサーフボードの中から最低でも3~4本自分の気に入ったサーフボードを持って大会に出場しています。ショートボードになったら出来るだけ多くのサーフボードを乗って自分に合うボードを探してみて下さい。
長さ170cm~190cmのショートボードがおススメ!

まったりとマイペースでサーフィンを楽しみたいエンジョイ派の方

まったりとマイペースでサーフィンを楽しみたいエンジョイ派の方

とりあえずサーフィンを始めてみよう!夏だけサーフィンを楽しみたい!中々仕事で海に行けないという方のおススメなサーフボードはロングボード・ミニロング・ファンボードです。1年中サーフィンしてやる!といったストイックなサーファーと同じサーフボードでサーフィンしても海に行く頻度が少なくなりますので、それを補う為にたっぷりと浮力のあるサーフボードが必要になります。浮力は乗り手の足りない部分を補ってくれて少ない回数でも早く上達してくれる優れものです!まずは波に乗る感覚を早く味わってサーフィンの楽しさを知ってもらいます。そうすれば長い期間サーフィンを続けていけると思いますので無理なくたっぷりな浮力のあるサーフボードをチョイスすることをおススメします。
長さ240cm~以上

ウエットスーツの選び方

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ADDICT SURFでは、カスタムオーダー料金は年中無料!
※通常カスタムオーダー料金は定価の10%(RASHのみ20%)が加算されます
※RASHのみカスタムオーダー料金はかかります
 

サーフボードと同様に重要なものがウエットスーツ!

毎年の気温や水温によって多少前後する場合はありますが、季節によって切り替えます。ウエットスーツはただ単に保温性の為だけではなく、陽射しから皮膚を守ったり他のサーファーとの接触時に身を守るといった重要性があります。よく夏の暑い時期ならばラッシュガード(Tシャツの撥水製生地の物)に水着でやろうとしている初心者を夏に見かけます。海で見てみて下さい。上手いサーファーほどウエットスーツを着用しています。それはウエットスーツの重要性を知っているからです。
サーフィンを楽しむ為に日焼け・接触時の安全性をしっかりと考えていて、海に入っているすべてのサーファーが危険性が伴っているということを覚えておいて下さい。

ウエットスーツもサーフボードと同様、カスタムオーダー(フルオーダーと数ヶ所だけの修正のセミオーダーがあります)と既製品があります。オーダーですと男性は約20箇所、女性は約25箇所を採寸して1~3週間くらい(オーダーの時期により異なります)でお手元に届きます。 既製品もショップで試着してサイズチェックをしてみて下さい。すべてのウエットスーツはオーダーがオススメです!予算や納期等で既製品を購入する場合もあると思いますが、最低『セミドライ』と『フルスーツ』『シーガル』は必ずオーダーで作りましょう。フルオーダーで作ったウエットスーツは保温はもちろんのこと、自分の体にフィットし動きやすくサーフィンの上達にも繋がります。
サーフボードの良し悪しだけがサーフィンのレベルアップに影響するわけではありません、ウエットスーツは直接身体にフィットするもなので、もしかしたらサーフボード以上に重要になりえるアイテムだと考えられます。

ウエットスーツの種類と着用時期

季節や用途によってウエットスーツの種類を変える必要があります。
大きく分けて下記の写真のように分けられます。

ドライスーツ(真冬用)

着用時期・・・12月~3月
金額・・・10万円~15万円(ブランド・生地により異なる)
ドライスーツ詳細・・・最も保温性が高いウエットスーツなのがドライスーツです。ブーツ一体型で完全防水ではありませんが、水の侵入を極力抑え、保温性もさることながら気密性に優れていて身体とのフィット感が素晴らしい。近年、ドライスーツの性能向上で寒さに弱いサーファーに人気があります。必ずカスタムオーダーで作りましょう!

セミドライスーツ(真冬用)

着用時期・・・11月~4月下旬
金額・・・6万円~11万円(ブランド・生地により異なる)
セミドライ詳細・・・ドライスーツ同様、冬の寒い時期に着るウエットスーツです。風を通さないラバー生地を上半身に耐久性に優れたジャージ生地を下半身に使用し、保温性と運動性を兼ね備えています。必ずカスタムオーダーで作りましょう!

フルスーツ(春・秋~初冬用)

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着用時期・・・4月~6月、10月~12月
金額・・・5万円~9万円(ブランド・生地により異なる)
フルスーツ詳細・・・1年で一番長い期間着るウエットスーツです。一番需要がありますので、最初に手に入れて欲しいウエットスーツ。必ずカスタムオーダーで作りましょう!

シーガル(春・初夏・秋用

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着用時期・・・5月下旬~7月中旬、9月下旬~10月
金額・・・4万円~6万円(ブランド・生地により異なる)
シーガル詳細・・・あると大変便利なウエットスーツです。外気が暖かく水温が低くなる春や秋に使用頻度が多くなるウエットスーツです。ロングスリーブスプリングと同様の時期に使用します。水温の冷たさが気になる方はシーガル、外気の寒さが気になる方はロングスリーブスプリングがオススメです!

スプリング(夏用)

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着用時期・・・7月~9月
金額・・・2万円~4万円(ブランド・生地により異なる)
スプリング詳細・・・1年で一番暖かい時期に着るウエットスーツです。男性サーファーが多く着るウエットスーツです。
女性はロングスプリングがオススメ。日焼け防止になります。

タッパー&ベスト(真夏用)

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着用時期・・・7月~9月
金額・・・1万円~3万円(ブランド・生地により異なる)
タッパー詳細・・・真夏に水着と併用して着る上半身のみのウエットスーツです。写真右から ベスト、半袖タッパー、長袖タッパー。

ロングスリーブスプリング(春・初夏・秋用)

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着用時期・・・5月下旬~7月中旬、9月下旬~10月
金額・・・4万円~6万円(ブランド・生地により異なる)
ロンスリ詳細・・・あると大変便利なウエットスーツです。シーガルは男性サーファーが多く、ロングスプリングは腕の日焼けが気になる女性が使用することが多い。シーガルと同時期に使用します。

ショート&ロングジョン(春~夏~秋用)

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着用時期・・・6月~9月
金額・・・3万円~6万円(ブランド・記事により異なる)
ショート&ロングジョン詳細・・・上記のウエットスーツタイプの他にもショートジョン(写真右)やロングジョン(写真左)などがあります。肌寒くなるとタッパーと重ね着することも可能です。

ルールとマナー

ライディングの妨害

ライディングの妨害

自分がゲッティングアウトしている時に、別のサーファーが波に乗ってきた時、そのサーファーのライディングを妨害してはいけません。乗ってくるサーファーのラインを予測して大きくまわり込む術を身につけてください。

ドロップイン行為

ドロップイン行為

サーフィンは1本の波に1人しか乗ってはいけないというルールがあります。それを無視して他の人が波に乗っているのに横から乗ってしまうのを前乗り、これをドロップインといいます。これは世界共通のルールです。
例えば、自分がピークに近くてもローカルがパドルを始めたらテイクオフするのをやめる。もし、ド ロップインをされても声を出したりしない。その海を常に守ってきているローカルサーファーにリスペクトしていると、そのうちコミュニケーションがとれて少しは波に乗せてくれるはずです。

その他基本事項

この他にも

  • ビーチにゴミを捨てる
  • 迷惑駐車
  • たくさんの人数で同じポイントに入る
  • ガツガツ波に乗る等・・・

まだまだ色々な問題がありますが、海を愛する気持ち!ローカルへのリスペクト!人としてのマナー!この3つが楽しく長くサーフィンライフを送るコツです。